ヒアルロン酸注入は、美容医療の施術の中でも手軽に受けやすく、人気を集める施術です。
しかしヒアルロン酸を注射したあとに、注射した部分にしこりができてしまうことがあります。
今回は、どうしてしこりができてしまうのかということや、対処法・予防法について詳しくご紹介していきます。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸とは、人の体にもともと存在する成分で、優れた保湿能力を持っています。美容医療では、シワやたるみのある部分に注入したり、顎やおでこなどの輪郭形成に利用されたりと、幅広い目的で使用されます。
体内にもともとある成分ということもあり安全性が高く、注射のみで注入することができるためダウンタイムが短いという特徴もあります。
ヒアルロン酸注射でしこりができる原因
《注入量が多すぎた》
ヒアルロン酸注射でしこりができてしまう原因にはいくつか考えられます。まずヒアルロン酸の注入量が多すぎたことが挙げられます。
注入する量が多いと、異物反応が起こりやすくなってトラブルの原因となることがあります。
さらには注入量が多すぎると、吸収されきらずに体内に塊となって残るリスクも考えられます。
”なぜヒアルロン酸注射でしこりができてしまうのかということですが、これは成分が完全に吸収されなかったということが考えられます。ヒアルロン酸を注入すると少しずつ体内に吸収されることになります。
2~3年後には完全に吸収されると言われていますが、注入する部位や量によっては完全に吸収されずに残ってしまうことがあるのです。”
《部位に合わないヒアルロン酸を使用した》
ヒアルロン酸には、いくつかの粒子の種類があります。粒子が大きいもの、小さいもの、硬いもの、柔らかいものなどさまざまで、注入箇所に合ったものが使用されます。
一般的に、粒子が大きいものは効果の持続性が高く、小さいものはその逆です。また、顔まわりのヒアルロン酸注入では、粒子の小さいタイプを使用することが多くなっています。
顔に粒子の大きすぎるヒアルロン酸を注入してしまうと、稀にしこりとなって残ってしまうことがあるようです。
《医師の技術力不足》
医師の技術力が不足している場合に、しこりのトラブルが起きてしまいがちです。未熟な医師のもとでは、施術後に皮膚が硬くなってしまうことも多く、見た目が凸凹してしまって見栄えが悪くなることもあります。
皮膚の厚さに合わせて注入する深さも変えていくという繊細なスキルも必要となりますので、経験が浅い医師よりも熟練の医師を選びましょう。下手な医師で施術を受けると、こうした点の匙加減がうまくできず、トラブルを招いてしまう原因となります。
ヒアルロン酸注射でしこりができた場合の対処法
《半年ほど様子をみる》
すぐに慌てず、まずは半年ほど様子を見るのが良いでしょう。その理由は、ヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されるという性質をもつためです。
特に、注入してから3日が経過するまではヒアルロン酸が上手く馴染んでいないため、硬さが感じられることがあります。その後1週間くらいすると、徐々に馴染んで硬さが改善されることがあります。
また、もしも注入後にしこりができてしまっても触りすぎないように気をつけることが大切です。マッサージなどをしてしこりを散らす必要はありません。
《ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸を分解する注射)を使用する》
ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼという成分を注入することで、しこりを解消することができます。
ヒアルロニダーゼはヒアルロン酸を分解することができる成分です。より具体的に言うと、ヒアルロン酸を糖とたんぱく質に分解して吸収を早める効果を持っています。
ヒアルロン酸注射でしこりを作らないためにできること
《次の注入は期間を空けてから受ける》
注射の間隔は、少し期間を空けておいてから受けることがトラブルを回避するのに重要です。
大量のヒアルロン酸を、期間を開けること無く注入してしまうと、体内にしこりができてしまう可能性を高めます。
適切な期間を空けてから次の施術を受けることで、その分リスクの可能性を低くすることができるでしょう。
《安さではなく、質の良いヒアルロン酸を選ぶ》
クリニックによっては、安価な価格で施術を提供しているところもあります。
しかし、安価すぎるヒアルロン酸は、リスクを高める可能性があります。例えば、粗悪なヒアルロン酸を使用している、症例数を稼ぐために技術力の低い医師が施術を担当する、などが考えられます。
よってクリニック選びにおいては、安さだけを基準として選ぶのではなく、質の高い施術を行ってくれるクリニックを選ぶことが大切です。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
クリニックを選ぶときには、安さや予約の取りやすさで選ぶのではなく、専門性・技術力の高い医師を選ぶこともとても重要です。
専門性や技術力が高い医師であれば質の高い施術を受けることができ、トラブルを引き起こす可能性も少なくなります。
専門性・技術力の高い医師を選ぶためには、美容外科医としての経歴や得意とする専門分野、第三者からの意見、カウンセリングを通しての印象など、さまざまな判断基準から総合的 に決定することが大切です。
ヒアルロン酸注入の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
脂肪注入豊胸は自らの脂肪を使うことで自然な柔らかさを得られる豊胸術です。しかし、そんな脂肪注入豊胸にはしこりが出来てしまうリスクを抱えています。
そこで今回は、脂肪注入豊胸のしこりのリスクについて詳しく紹介していきます。
《脂肪注入豊胸とは》
脂肪注入豊胸は自らの脂肪を採取して、それをバストに注入する施術です。
まず、お腹や太ももなどの脂肪が多くついている部位から脂肪吸引を行います。採取した脂肪を、不純物を除いた良質なものとそうでないものに分け、良質な脂肪のみをバストへ注入していきます。
自分の脂肪をバストに注入するので安全性も高く、柔らかく自然な感触になるのも特徴的です。大幅にバストアップする施術ではありませんが、1~2カップ程度大きくしたいという場合に向いている施術です。
”自分の脂肪を使用するため、シリコン(人工乳腺)など異物を挿入する豊胸術の際に心配される「拒絶反応」や「感染症」などのリスクが低く、比較的体に安全な方法でバストアップができる豊胸法です。 ”
脂肪注入のしこりについて
《脂肪注入豊胸では一時的にしこりができることがある》
しこりができてしまうというリスクは、脂肪注入豊胸でも特に気になるリスクの一つです。ですが、場合によっては一時的なしこりで、時間の経過と共に消滅する可能性があります。
このしこりが起きる原因としては、吸収される脂肪とバストに生着する二種類の脂肪が混在していることで起きます。そのため、しこりのように膨れているものは、2〜3ヶ月くらいで徐々に吸収されていくことが多いようです。
《しこりが長期的に残ってしまうケースもある》
場合によっては、定着しなかった脂肪が体内に吸収されず、炎症を起こしてしまうことがあります。
その炎症を抑えるために定着しなかった脂肪の周りに被膜が形成され、それがしこりになって長期間残ってしまうことも考えられます。
脂肪注入豊胸でしこりができる原因
《不純物質が含まれている脂肪を注入した》
注入する脂肪はできるだけ質の良いものを選ぶことが大事です。不純物が多く含まれている脂肪を注入することでしこりができてしまうことがあります。
特に注意すべき成分は、麻酔液や血液・老化細胞などで、多くの不純物が含まれていると、その分しこりのリスクも高まってしまいます。
《 一度に大量の脂肪を注入した》
しこりができる原因としては、一度に大量の脂肪を注入してしまった場合もあげられます。
一度に大量に注入を行うと乳房の内部が圧迫され、血液や酸素の流れが阻害されてしまいます。その結果、脂肪が壊死してしこりとなってしまうのです。
《 1ヶ所に集中して注入した》
注入するための脂肪を、1ヶ所に集中して注入してしまうことでもしこりが出来てしまう可能性があります。
技術力の高い医師であれば、このような注入の仕方をすることはありませんが、未熟な医師だと1ヶ所に脂肪の塊を注入してしまう場合があるようです。
そうすると注入された脂肪細胞に十分な血液が循環せず、壊死を起こしてしこりとなってしまいます。
残ったしこりを放置すると…
《石灰化・瘢痕化する可能性がある》
できてしまったしこりを放置していると被膜が炎症を起こし、その周りに体内のカルシウムが蓄積されて石灰化が起こる可能性があります。
また、皮膜が瘢痕化してしまうこともあります。瘢痕化とは、組織を修復しようと膠原繊維と呼ばれるコラーゲン繊維が沈着してしまっている状況です。
こうならないためにもしこりができてしまったら、放置せず早めの対処が必要となります。
《石灰化・瘢痕化した場合の対処法》
一度できてしまったしこりや石灰化、瘢痕化は、放置していても自然と解消される確率はとても低く、何らかの対処を行う必要があります。
石灰化や瘢痕化する前であれば吸引や溶解などで対処ができることがあります。しかし、石灰化が進んでいたり瘢痕化を起こしていたりする場合は、切開によって摘出する手術が必要になります。
脂肪注入豊胸によるしこりの発生率を下げるために
《質の良い脂肪を注入するための装置を利用する》
脂肪注入豊胸でしこりの発生率を少しでも下げる方法としては、脂肪の定着率を上げる、つまり質の良い脂肪を注入するための装置を利用することがあげられます。
質の良い脂肪を注入できる施術としては、
・汚染の原因となる外気に触れさせず不純物を除去して濃縮させる「コンデンスリッチ豊胸」
・血液や麻酔などの不純物を除去して行う「ピュアグラフト豊胸」
・採取した脂肪を幹細胞と分けて幹細胞を活性化させ体内に注入する「セリューション豊胸」
などが挙げられます。
こうした施術はリスクを抑えられることはもちろん、脂肪の定着率も良くなるので、術後には1カップ以上のサイズアップが得られるなどメリットも多い方法です。
治療方法はクリニックごとに違いがあるので、どのような施術が提供されているのかもしっかりと事前に確認しておくことが大事です。
《 専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
脂肪注入豊胸でのリスクをできるだけ抑えるためには、医師選びはとても重要です。
美容外科医として5年以上の経験を積んでいること、研究や学会発表が積極的に行われているかも確認しておきましょう。また、満足度の高い仕上がりにするためにはカウンセリングを通して、本当に信頼できる医師かどうか、自分との相性を確認することも大切です。
脂肪注入豊胸を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
鼻孔縁下降術は、正面から見たときに鼻の穴が強調されたり、鼻の穴が切れ込んで見えたり、鼻の穴が釣り上がっていたりする悩みを解消できる施術です。
しかし、鼻孔縁下降術にもいくつかのリスクが存在し、そのひとつにしこりができるというものがあります。
そこで今回は、鼻孔縁下降術によって起こりうるしこりのリスクについて紹介していきます。
鼻孔縁下降術とは
鼻孔縁下降術は、自身から採取した耳介軟骨などの軟骨組織を鼻孔に移植して形を整える施術です。
軟骨組織を採取した部位も、術後変形したり傷跡が目立ったりしないように注意しながら行われます。
これによって鼻の穴が目立ってしまうことがなくなり、コンプレックスを解消することが可能です。
鼻孔縁下降術のしこりについて
《鼻孔縁下降術でしこりが出来る原因》
鼻孔縁下降術の影響でしこりが出来てしまうことがあります。その主な原因として、移植した軟骨組織が上手く鼻孔に定着せずに残ってしまうことが考えられます。
《しこりが出来た場合の対処法》
もしもしこりが出来てしまった場合は、再手術によってしこりとなってしまった軟骨を取り除くことが必要です。
移植した軟骨や皮膚は、除去後にもう一度全て入れ直したり、または定着している部分を残して一部のみ除去したりすることもあります。
鼻孔縁下降術の術後にしこりができたと感じたら、まずは施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。
鼻孔縁下降術で失敗しないためのポイント
《事前のカウンセリングを入念に行う》
鼻孔縁下降術の施術に失敗しないためには、施術を受ける前のカウンセリングを納得の行くまで行うようにしましょう。
そうすることで、医師と理想のデザインをしっかりと共有することが出来て、施術のリスクなどについての理解も深まります。
《専門性・技術力の高いクリニックを選ぶ》
鼻孔縁下降術は、高い医師の技術を必要とする施術です。そのため、この分野において専門性が高く、技術力も高い医師のもとで施術を受けることがとても大切です。
クリニックや医師を選ぶ際には、経験が豊富であるか、カウンセリングでの印象はどうか、実際に施術を受けた人の声はどうかなど、さまざまな判断基準から総合的に検討するようにしましょう。
鼻孔縁下降術の施術を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。 それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
鼻のヒアルロン酸注入は切開せずに注射のみで手軽に行うことが出来るプチ整形として人気があります。
しかし、施術を検討する際には、メリットだけでなくリスクについても理解を深めることが重要です。そこで今回は、鼻のヒアルロン注入で起こるしこりのリスクについて詳しくご紹介していきます。
鼻のヒアルロン酸注入とは
鼻のヒアルロン酸注入とは鼻にヒアルロン酸を注入することで鼻筋を高くしたり、形を整えたりすることができる施術です。
注射のみで切開を伴わないため痛みや腫れが少ないことが特徴です。またヒアルロン酸はもともと体内にある成分なのでアレルギーなどの拒否反応が起こりにくく、時間経過で体内に吸収されることも特徴的です。
鼻のヒアルロン酸注入でしこりが出来る原因
鼻のヒアルロン酸注入でしこりが出来る原因としては、一度に大量の注入をした、質の悪いヒアルロン酸を注入した、皮下の浅い部分に注入したことなどが挙げられます。
いずれの場合もヒアルロン酸がうまく体内に吸収されません。吸収されずに残ったり、周囲に被膜が形成されたりすることでしこりとなってしまいます。
鼻のヒアルロン酸注入でしこりができた際の対処法
《様子を見て吸収されるのを待つ》
鼻のヒアルロン酸注入でしこりができた場合、半年程度経過を観察することで改善される場合があります。
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分で、一般的には半年~1年程度かけて徐々に吸収、分解されるため、しこりも時間をかけることで体内に吸収される可能性があります。
”注入してから2〜3日の間は体内にヒアルロン酸が馴染んでいないため、硬さを感じることがあります。1週間くらいで自然と馴染むことが多いですし、あまり触らないようにしましょう。”
《ヒアルロニダーゼを打つ》
ヒアルロニダーゼを打つことも、ヒアルロン酸注入でしこりができた際の対処法として有効です。
ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解できる分解酵素です。
しこりができたり、仕上がりに納得がいかなかったりした場合、ヒアルロニダーゼを注入します。早ければ1日で効果を発揮し、除去後は改めてヒアルロン酸による形成も可能です。
鼻のヒアルロン酸注入でしこりを作らないためにできること
《次の注入は期間を空けてから受ける》
しこりを作らないためには、注入と次の注入まではある程度の期間を空けてから行うことが重要です。
大量のヒアルロン酸を間を開けずに注入すると吸収されずに残ってしまいますが、適切な期間を取ってから施術を受けることでそのリスクを抑えることができます。
《質の良いヒアルロン酸を選ぶ》
質の良いヒアルロン酸を選ぶことも、しこりを作らないためには重要です。
品質が粗悪なヒアルロン酸を注入すると、不純物によってしこりができやすくなったり持続期間が短くなったりすることもあります。
クリニックを選ぶ際は、費用の安さだけで選ばないように心がけましょう。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
費用の安さや予約の取りやすさではなく、専門性や技術力の高い医師を選ぶことも大事なポイントとなります。
安さや予約の取りやすさで選ぶと、経験や実績が少ない未熟な医師に当たる可能性が高かったり、凸凹や鼻の形が不自然になってしまう、持続期間が短くなる、血流障害などのトラブル・失敗のリスクが高まる可能性があるからです。
クリニックを選ぶ際は、医師の経歴、学会での発表、カウンセリングを通しての印象など、さまざま評価基準から総合的に判断するようにしましょう。
鼻へのヒアルロン酸注入を検討中ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
ヒアルロン酸注入豊胸は、美しく豊かな胸を実現できる効果的な施術です。しかし、施術を検討する際にはリスクがあるということもしっかり知っておく必要があります。
ヒアルロン酸注入豊胸のリスクのひとつとして挙げられるのが、胸のしこりです。今回は、そんなヒアルロン酸注入豊胸で起こりうるしこりについて詳しく説明していきます。
《ヒアルロン酸注入豊胸とは》
ヒアルロン酸注入豊胸は、ヒアルロン酸をバストに注入して大きくする豊胸術のひとつです。メスを使わずに注入のみで豊かなバストを実現できるため、プチ整形のひとつとして人気を集めている施術です。
施術時間は短時間で、注入後はすぐにバストアップを実感でき、施術が終わればすぐに帰宅が可能です。ダウンタイムなどの時間的な制約が少ないのも魅力の一つです。
注入する部位や量を細かく調整することによって自分が理想とするバストのデザインを作り出し、左右のバランスを整えることも可能です。
ヒアルロン酸注入豊胸のしこりについて
ヒアルロン酸注入豊胸を受けた女性の中には、術後胸にしこりができて痛むという女性や、触ったときに不自然さを感じるという方がいます。
ここからは、ヒアルロン酸注入豊胸術でしこりが出来てしまう流れやきっかけ、しこりのリスクを避けるために出来ることなどを詳しくご紹介していきます。
《ヒアルロン酸注入豊胸でしこりができる流れ》
ヒアルロン酸を体内に注入した際に、稀にアレルギー反応や拒絶反応を起こしてしまうことがあります。
ヒアルロン酸の周囲に被膜が形成され、その後溶けずにしこりとして体内に残ってしまうのです。
《ヒアルロン酸注入豊胸でしこりができる原因》
注射による豊胸でしこりができる理由は様々です。1度に大量のヒアルロン酸を注入したことでしこりができることもあれば、質の悪いヒアルロン酸を注入したことによりできることもあります。
また、乳腺の下に注入されるはずが、皮下に注射されたことで異物反応が起こっているケースも考えられます。
他にも、乳腺下でなく乳腺内や大胸筋内に注入された場合も、炎症を起こしやすくしこりが形成されやすいと言われています。
《ヒアルロン酸注入豊胸でできたしこりを放置すると瘢痕化することがある》
豊胸の施術後にできたしこりを放置してしまうと、炎症を起こして瘢痕化することがあるので注意が必要です。
瘢痕化とは、しこりの周囲の被膜が線維化してしまっている状態のことを指します。
《しこりや瘢痕化したしこりへの対処法》
ヒアルロン酸注入豊胸の術後しこりが残ってしまった場合、まだ瘢痕化していない段階であれば、ヒアルロン酸の分解酵素であるヒアルロニダーゼと呼ばれる物質でしこりを溶解することができます。
また、注射によってしこりを吸引し、体内から取り除くことも可能です。
しこりが瘢痕化してしまった場合は、分解酵素によってしこりを溶解することは出来ません。こうした状態の場合は、切開による手術を行って取り除く必要があります。
”ヒアルロン酸豊胸で起こるしこりは周囲が皮膜で覆われていることが多く、自然に吸収されることはほとんどありません。しこりを長い間放置し続けると体内から取り出すことが困難となり、炎症を起こしてしまうこともあるようです。”
《ヒアルロン酸豊胸のしこりと乳がんについて》
ヒアルロン酸注入豊胸でできたしこりは、癌化する可能性はないと言われています。
しかし、高濃度乳腺(デンブレスト)の人がヒアルロン酸注入豊胸を受けた場合は、乳がんとしこりを判別することが難しくなる可能性があります。
ヒアルロン酸注入の施術を受けると注入した成分がさらに乳腺を押し上げるため、検査の際の画像がより白くなって鑑別がさらに難しくなることがあるためです。
ヒアルロン酸注入豊胸でしこりを作らないためにできること
《費用の安さではなく、品質の高さで選ぶ》
費用の安さでクリニックを選ばずに、品質の高さでクリニックを選ぶことが重要です。
ヒアルロン酸注入の術後にしこりができるかできないかは、使用する薬剤の品質に大きく左右されます。
相場よりも費用が大幅に安いクリニックでは、粗悪なヒアルロン酸を使用している場合も考えられるため注意が必要です。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
しこりのない美しいバストを実現するには、経験が豊富で技術力が高い医師が在籍しているクリニックを選ぶことが重要です。経験が浅くて未熟な医師だと、左右の胸のバランスが悪くなる心配もあります。
クリニック選びの際は、医師の経歴や学会での発表に加えてカウンセリング時の対応などをもとに、総合的に判断すると良いでしょう。
ヒアルロン酸豊胸のしこりが不安ならまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。