鼻骨幅寄せは、鼻の骨を切除して内側に寄せることで、鼻筋を根本から細くしていく方法です。
しかし、骨に直接アプローチする方法のため、術後に腫れ伴ってしまいます。
そこで今回は、鼻骨幅寄せの腫れの症状について、腫れる期間やその間の過ごし方などを中心に詳しくご紹介していきます。
鼻骨幅寄せとは?
鼻骨幅寄せでは、鼻の穴の中、または鼻筋の皮膚表面から切開して鼻骨を切除します。その後、中央に向かって骨を寄せ、1〜2週間ほどギプスで固定します。
これにより横に広がった鼻筋を、細くてシュッとした印象の鼻へと変化させる効果が期待できます。
鼻骨幅寄せの腫れ
《ダウンタイムは2週間ほど必要》
鼻骨幅寄せは個人差がありますが、約2週間のダウンタイムが必要です。これは、骨を安定させるために行うギブスによる固定が解除されるまでの期間が目安です。
その後も、完成までに約6ヶ月の時間を要します。
術後6ヶ月を過ぎるまでは、日常生活を送る上で注意しなければならないことも多いです。特に、術後1ヶ月はうつ伏せで寝てしまうなど、鼻に負担のかかるような姿勢は避ける必要があります。
《腫れのピークは1〜2週間ほど》
手術の後にあらわれる腫れのピークは1〜2週間ほどです。この治療では鼻骨を切るため、他の鼻整形に比べて腫れの症状が顕著に出ます。
腫れる期間は手術の内容や体質などによって異なります。
術後はギブスで固定をしているので腫れは見えません。しかし、皮膚の薄い目の周りにむくみや腫れがあらわれます。こうしたことも踏まえ、しばらくはマスクなどをつけて外出する必要があるでしょう。
”2週間程度は強い腫れがあります。1~3週間程度は目元・鼻周辺が紫や緑っぽくなることや、ギプスを取ってからすぐはむくみを感じることがあります。
ギプスは1~2週間続きます。内出血や感染症が起きると腫れが長引くこともあります。”
鼻骨幅寄せの腫れが出ている期間の過ごし方
《腫れがでている間の入浴は控える》
手術後、血行が良くなると腫れが強くなったり痛みが強く現れたりするので、入浴は控えるようにしましょう。
基本的には1週間ほど入浴を避け、腫れが落ち着いていない場合は1週間を過ぎていたとしても入浴は控えた方が良いでしょう。
術後1ヶ月が経過していれば、温泉・サウナ・岩盤浴も問題なく利用することができるケースが多いです。
《スポーツは1週間後から徐々に再開していく》
鼻骨幅寄せ後は、1〜2週間ほどスポーツを控えるようにしましょう。激しい運動は1ヶ月ほど控えるのが望ましいです。
鼻に何かが当たる可能性がある運動は、おおよそ3ヶ月は避けるべきだとされています。
腫れ以外にも様々な症状が伴う
鼻骨幅寄せでは腫れ以外にも、痛み・内出血・鼻の閉塞感などの症状があらわれます。
痛みのピークは1〜2週間ほどです。内出血は、鼻〜目の周りにかけて顕著にあらわれ、落ち着くまでには2〜3週間ほどの時間がかかるでしょう。
鼻の閉塞感は、腫れの影響で出てしまうことがあります。通常は腫れが引くとともに自然と改善されますが、なかなか症状が改善されないときは、医師に相談が必要です。
鼻骨幅寄せのダウンタイムの過ごし方
《術後1週間は鼻を噛むのを避ける》
鼻骨幅寄せの術後は、1週間ほど鼻を噛むのを控えなければなりません。
これは、切開した傷口が開き、そこから鼻水や雑菌が侵入することによって起こる感染症を予防するためです。
傷口が安定し始めた頃からは、通常通り鼻をかんでも問題はありませんが、強く噛みすぎないように気をつけましょう。
《固定をしている期間は洗顔・洗髪時に濡れないように注意する》
鼻骨幅寄せの術後はギプスで固定を行います。その間は洗顔や洗髪時に、鼻が濡れないように注意が必要です。これは固定が外れないようにするためでもあります。
万が一濡れてしまったら水気を優しく拭き取り乾燥させましょう。
固定が外れてからは洗顔も可能ですが、術後1ヶ月は、施術部位に不要な刺激を与えないように注意が必要です。
《施術部位へのメイクは固定が外れてから可能になる》
手術をした当日でも鼻以外の部位はメイク可能です。しかし、固定期間にアイメイクなどを行った際には、クレンジング時に患部が水に濡れないように注意しましょう。
施術箇所に関しては、固定が取れてから可能になります。優しくメイクを落とすなど、患部への刺激は最小限にしていくことがポイントです。
鼻骨幅寄せで不安な方は、カウンセリングでご相談ください
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。
鼻骨幅寄せは、骨を切除して内側に寄せることで、横に広がった鼻筋を細くすっきりとさせる効果が期待できる方法です。
しかし、骨に直接アプローチする方法なので、様々なリスクを伴う施術でもあります。
そこで今回は、受ける前に知っておきたい、鼻骨幅寄せの失敗例とその対処法について紹介していきます。
鼻骨幅寄せとは?
鼻骨幅寄せとは、鼻の骨が原因で横に広がってしまっている鼻筋を細くする方法です。鼻骨を切除して中央に骨を移動させることで、鼻が大きい・存在感があるといったコンプレックスを改善できるでしょう。
この施術は骨を切除し安定させるために、1〜2週間ほど固定して形を整えます。完成までは6ヶ月ほどの時間を要しますが、この過程を経ることですっと通った鼻筋を形成することができるでしょう。
鼻骨幅寄せの失敗例
《左右差》
鼻骨幅寄せでは、左右差が出るという失敗が起こる可能性があります。
まず挙げられる原因は、医師の経験不足や技術力不足です。また、術後ギプスで固定を行っても骨の位置を100%コントロールできる訳ではないという点も原因として考えられます。
見た目にわかるような左右差が出た場合には、状態に応じて修正を行う必要があるでしょう。
□対処法□
再手術・プロテーゼ挿入・軟骨移植・ヒアルロン酸注入などを状態に合わせて行っていきます。
鼻骨の骨切りが足りないことによって左右差が出ている場合は再手術を行います。逆に、凹みが気になる場合は、プロテーゼを挿入したり軟骨を移植したりして改善を図るか、ヒアルロン酸を注入して目立たなくさせることになります。
《骨を削った部分に段差が生じる》
鼻骨幅寄せは直視下に行う方法ではないため、医師の経験や技術力が未熟だと、骨を削った部分に不自然な段差が現れることがあります。
外見上に問題があるときは修正が行われますが、触った時だけ違和感を感じるという場合には、修正をしないケースもあります。
□対処法□
段差が外見からもわかるときは、鼻骨幅寄せから3〜6ヶ月以上経過した後に修正手術を行います。
状態によって異なりますが、段差の角を削る、ヒアルロン酸注入などによって段差を滑らかにする、などの方法がとられます。
《鼻が細すぎる》
鼻骨幅寄せでは、骨を切除しすぎたり内側に骨を寄せすぎてしまったりすると、細すぎる鼻になってしまうという失敗が起こることがあります。
これは医師の技術力不足で起こるのですが、正確なコントロールが難しいという施術の特徴も一因と考えられます。
”鼻骨骨切りを行った場合に、切りすぎて細くなりすぎてしまうケースがあります。なので、こういった失敗を避けるためにも施術前のカウンセリングでしっかりと医師と仕上がりのイメージを共有することが重要になります。 ”
□対処法□
内側に寄せた鼻骨を再度広げることで、ある程度の改善が期待できます。
その他にも、鼻プロテーゼやヒアルロン酸注入で細くなった鼻筋を太くすることも可能です。
《鼻が曲がる》
鼻骨幅寄せでは、鼻が曲がってしまうという失敗が起こることもあります。
これは医師の技術力不足によるものだけでなく、骨を安定させるために行ったギプス固定がずれてしまったり、術後の経過の過程で鼻に強い力が加わったりすることでも起こるでしょう。
□対処法□
鼻が曲がってしまったときは、状態にあった修正が必要です。
骨が安定していないうちは、再度ギプスで固定することで改善が見込めます。また、適切な対処をするには、専門性・技術力の高い医師に見てもらうことが大切です。
”もし鼻が曲がってしまった場合には、「再度骨切りの施術を行う」「プロテーゼ挿入」「軟骨移植」などによって対処をします。 ”
《目立つ傷跡が残る》
鼻骨幅寄せでは、鼻の穴の中を切開する方法と、鼻筋の外から切開する方法があります。
鼻の穴の中から切開する場合は、傷跡は鼻の穴の中で済みます。しかし、外から切開するときは傷跡が見た目に分かる位置に出来ます。
こうした傷跡は通常、時間の経過とともに目立たなくなっていきます。しかし、体質によっては、赤くなったり盛り上がったり凹んだりして傷跡が残ってしまうこともあります。
□対処法□
傷跡が残ってしまったときは、状態に合わせた治療を別途行う必要があります。具体的には、ステロイド注射やレーザー治療、切開による治療などです。
傷跡をなるべく目立たせないように施術を受けるためにも、技術力の高い医師に施術を受けることは何よりも大切です。
鼻骨幅寄せの失敗のリスクを下げるためにできること
《鼻骨幅寄せのリスクを十分に理解した上で受けること》
鼻骨幅寄せは骨を切除する方法で、一度の施術で高い効果が期待できます。
ただし、外科的な手術のため、左右差や凹凸などの様々なリスクを伴います。こうしたリスクを知らない上で施術を受けると、満足のいく結果にならなかった場合、深く後悔してしまうことになります。
そうならないためにも、まずは施術を受ける前にどんなリスクがあるのかをしっかりと理解して、施術を検討することが大切になってきます。
《専門性・技術力の高い医師を選ぶ》
こうした”骨格”にアプローチする施術は、比較的高度な技術を必要とします。
しかし、その上で経験の浅い未熟なドクターによる施術を受けてしまった場合、前述したリスクや、期待していた効果が十分に得られない可能性も高まります。
このような鼻骨幅寄せの失敗のリスクを少しでも下げるためには、専門性・技術力の高い医師を選ぶことが重要です。
□医師選びのポイント□
医師選びのポイントとして、日本形成外科学会認定専門医であるか、鼻骨幅寄せなどの鼻整形について積極的に研究・学会発表を行っているか、施術のメリットだけでなくデメリットやリスクをしっかりと説明してくれるかなどが目安になります。
その上で、実際のカウンセリングを受けての対応や印象などを総合的にみて、慎重に医師を選びましょう。
鼻骨幅寄せを検討している方は、まずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して納得がいくまでしっかりとカウンセリングを行います。
それは「最高水準の美容医療」を行うため、もっとも重要と考えております。
まずは銀座S美容形成外科クリニックにご相談ください。