2020.11.23 月 10:00
こんにちは。
今回は、鼻先への耳介軟骨移植、鼻翼縮小術(皮弁法)、鼻孔縁下降術
を同時に行った症例です。
鼻先は耳介軟骨を移植しただけですが、ナチュラルに高くなり、ほっそりとしています。
移植軟骨の工夫でこのような変化が可能です。
鼻翼縮小術は、小鼻を切開して小さくする手術ですが、当院では皮弁を使って小鼻を内側に寄せる方法をお勧めしています。
通常は切り取ってしまう組織を、切り離さずにお互いに引き寄せて縫い合わせることで、小鼻の幅をさに引き締める効果があります。
傷は最大限に目立たないように注意しています。
多くの方は今回のように内側切開法の適応になります。
鼻孔縁下降術は、鼻孔の縁に耳介軟骨を移植して縁を下げて鼻穴を目立ちにくくする手術で、鼻穴の切れ上がりや切れ込みがある場合に良い適応です。
鼻翼縮小術をすると、鼻孔縁の切れ込みがより目立ってしまうことがあるので、どのような場合は鼻孔縁下降術を組み合わせるのが良いです。
術前と、術後3ヶ月の経過です。
鼻先も鼻翼も細くシュッと変化しました。
まだ鼻翼縮小の術後の創部に赤みがありますが、時間とともに分からないくらいに綺麗になります。
患者さまにもたいへん喜んでいただけました!
モニターのご協力ありがとうございました。
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