
2023.01.11 水 16:27
鼻翼軟骨縫合による鼻尖縮小術と、鼻先・鼻背・鼻柱への耳介軟骨移植を行った症例です。




ビフォーアフター
鼻先が低く丸みが目立っていたので、シャープで高めの鼻先を目指しました。
今回は、鼻翼軟骨縫合による鼻尖縮小術を行っています。
鼻翼軟骨縫合は、鼻翼軟骨同士を引き寄せて縫合してだんご鼻を矯正しますが、ただ引き寄せるだけだと鼻先が上向きに移動する傾向があります。
当院では鼻先が上に向かないよう工夫した縫合を行うとともに、鼻先と鼻柱に耳介軟骨を移植することで、鼻先がしっかり前向きに高くなっています。
同時に、鼻先と鼻筋のラインがきれいになるよう、鼻背の一部にも耳介軟骨を移植しています。
細かな手間を加えることで、全体的にナチュラルでバランスの良い形になっています。
施術名
鼻尖縮小術(鼻翼軟骨縫合)
耳介軟骨移植(鼻先・鼻背・鼻柱)
費用(税込)
¥1,265,000
内訳(税込)
鼻尖縮小術(鼻翼軟骨縫合)¥550,000
耳介軟骨移植 ¥660,000
静脈麻酔 ¥55,000
ダウンタイム
腫れ・内出血はそれほど目立ちませんが、1~2週間程度で落ち着きます。
術後の24時間固定が4~5日必要になります。
一時的に皮膚の赤みや硬さを生じますが、徐々に改善します。
形の仕上がりは、術後3ヶ月~半年程度が目安です。
リスク・合併症
・血腫
術後に出血が起こり、皮膚の下に溜まってしまうことがあります。必要に応じて、血種を取り除く処置を行います。
・感染(化膿)
まれですが、感染による腫れや炎症を起こすことがあります。必要に応じて、抗生剤の点滴などの処置を行います。
・変形
まれですが、移植軟骨の部分的な吸収やずれなどによって、へこみやゆがみなどの変形がおこることがあります。必要に応じて修正を行いますが、改めて軟骨や筋膜の採取が必要になることもあります。
・元々の鼻の曲がりや小鼻の左右差などは、手術をしても完全に無くならないことがあります。