2022.05.03 火 15:00
肋軟骨による鼻中隔延長術の症例です。
ビフォーアフター
鼻先をしっかり前に出して、下向きにしてアップノーズを改善したいご希望があり、肋軟骨を使った鼻中隔延長術を行いました。
肋軟骨は乳房下を切開する必要がありますが、3㎝弱のなるべく小さな切開で行っています。
鼻先を下に下げながら高く出して、さらに鼻先に耳介軟骨移植をしてシャープな鼻先になりました。
鼻孔縁に軟骨移植を追加して、鼻孔縁下降術も同時に行っています。
施術名
鼻尖縮小術(肋軟骨使用)
耳介軟骨移植(鼻先)
鼻孔縁下降術
施術費用(税込)
¥2,255,000
内訳(税込)
鼻中隔延長術(肋軟骨使用)¥1,430,000
耳介軟骨移植(鼻先)¥330,000
鼻孔縁下降術 ¥330,000
全身麻酔 ¥165,000
ダウンタイム
腫れ・内出血はそれほど目立ちませんが、1~2週間程度で落ち着きます。
術後の24時間固定が4~5日必要になります。
一時的に皮膚の赤みや硬さを生じますが、徐々に改善します。
形の仕上がりは、術後3ヶ月~半年程度が目安です。
リスク・合併症
・血腫
術後に出血が起こり、皮膚の下に溜まってしまうことがあります。必要に応じて、血種を取り除く処置を行います。
・感染(化膿)
まれですが、感染による腫れや炎症を起こすことがあります。必要に応じて、抗生剤の点滴などの処置を行います。
・変形
まれですが、移植軟骨の部分的な吸収やずれなどによって、へこみやゆがみなどの変形がおこることがあります。必要に応じて修正を行いますが、改めて軟骨や筋膜の採取が必要になることもあります。
・元々の鼻の曲がりや小鼻の左右差などは、手術をしても完全に無くならないことがあります。