2022.01.31 月 07:00
鼻先は耳介軟骨移植による鼻尖縮小、鼻背は自家組織で隆鼻術を行った症例です。
ビフォーアフター
自分の組織での隆鼻術をご希望されたので、プロテーゼを使用せずに、自家組織で隆鼻術を行いました。
鼻先への耳介軟骨移植 + 鼻筋への側頭筋膜移植&耳介軟骨移植による鼻形成を行いました。
鼻先を細くしながらやや下向きにするとともに、全体にはやや鷲鼻〜ストレートっぽく、軽度のハンプの形をご希望されたため、鼻筋の移植軟骨と筋膜の形を工夫しました。
術後は鼻先も下がってシャープになり、ナチュラルなハンプも残してご希望通りの鼻になりました。
施術名
耳介軟骨移植(鼻先)
側頭筋膜移植(鼻プロテーゼ代用)
施術費用(税込)
¥1,100,000
内訳(税込)
耳介軟骨移植(鼻先)¥330,000
耳介軟骨移植(鼻筋)¥330,000
側頭筋膜移植(プロテーゼ代用)¥385,000
静脈麻酔 ¥55,000
ダウンタイム
腫れ・内出血はそれほど目立ちませんが、1~2週間程度で落ち着きます。
術後の24時間固定が4~5日必要になります。
一時的に皮膚の赤みや硬さを生じますが、徐々に改善します。
形の仕上がりは、術後3ヶ月~半年程度が目安です。
リスク・合併症
・血腫
術後に出血が起こり、皮膚の下に溜まってしまうことがあります。必要に応じて、血種を取り除く処置を行います。
・感染(化膿)
まれですが、感染による腫れや炎症を起こすことがあります。必要に応じて、抗生剤の点滴などの処置を行います。
・変形
まれですが、移植軟骨の部分的な吸収やずれなどによって、へこみやゆがみなどの変形がおこることがあります。必要に応じて修正を行いますが、改めて軟骨や筋膜の採取が必要になることもあります。
元々の鼻の曲がりや小鼻の左右差などは、手術をしても完全に無くならないことがあります。