2021.12.22 水 07:00
鼻中隔延長術(肋軟骨を使用)、鼻プロテーゼ、鼻孔縁下降術を行った症例です。
ビフォーアフター
今回は鼻先をしっかり高くしたいご希望があり、肋軟骨で鼻中隔延長術を行いました。
鼻先を前に出して、同時に下方向にも伸ばしています。
さらに鼻先に耳介軟骨を移植することで、鼻先をしっかり高めて細くしています。
I型のシリコンプロテーゼを挿入して鼻筋を通して、鼻全体がシャープになりました。
鼻の穴を目立たなくするために、鼻孔の縁部分に耳介軟骨を移植して、鼻の穴を下げています。
正面から見ても、鼻の穴は目立たなくなりました。
下方向から見た鼻孔は少し角ばっていましたが、丸みのある小さな鼻孔になりました。
施術名
鼻中隔延長術(肋軟骨を使用)
シリコンプロテーゼ(鼻筋)
耳介軟骨移植(鼻先)
鼻孔縁下降術
施術費用(税込)
¥2,915,000
内訳(税込)
鼻中隔延長術(肋軟骨)¥1,540,000
シリコンプロテーゼ ¥330,000
耳介軟骨移植(鼻先) ¥330,000
鼻孔縁下降術 ¥495,000
全身麻酔 ¥220,000
ダウンタイム
腫れ・内出血はそれほど目立ちませんが、1~2週間程度で落ち着きます。
術後の24時間固定が4~5日必要になります。
一時的に皮膚の赤みや硬さを生じますが、徐々に改善します。
形の仕上がりは、術後3ヶ月~半年程度が目安です。
リスク・合併症
・血腫
術後に出血が起こり、皮膚の下に溜まってしまうことがあります。必要に応じて、血種を取り除く処置を行います。
・感染(化膿)
まれですが、感染による腫れや炎症を起こすことがあります。必要に応じて、抗生剤の点滴などの処置を行います。
・変形
まれですが、移植軟骨の部分的な吸収やずれなどによって、へこみやゆがみなどの変形がおこることがあります。必要に応じて修正を行いますが、改めて軟骨や筋膜の採取が必要になることもあります。
・まれですが、長期間の経過で、石灰化や炎症などの異物反応が起こることがあります。必要に応じて、プロテーゼの抜去や入れ替えなどの処置を行います。
・元々の鼻の曲がりや小鼻の左右差などは、手術をしても完全に無くならないことがあります。